Nikon(ニコン)のマニュアルフォーカスレンズには種類があります。
正式には絞り値の後に「S」がつくかつかないかですが、中古カメラセラーは「Ai-S(AIS)」と略称のような形で表記することがあります。
AiとAi-Sは相場が違うレンズです。
eBayで販売していくうえでも重要なことですね。
この記事を読めば、AiとAi-Sの見分け方がわかります。
知識も興味もない状態から中古カメラの販売を始め、カメラ好きになった&現役写真機商の ゆうく です。初めてだけど、海外向けEC販売をやってみようと思った人に向けて、所謂0⇒1を目指す『まず最初の3万円を稼ぐ写真機商になる』ためのお話をしています♪
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カメラレンズの各パーツの名称
AiとAi-Sの違いを知るには、各パーツの名称から学んでいきます。
前側(カメラに接してない方)から見たレンズです。一番前のレンズを「前玉」と言います。
- モデル名・・・このレンズはNikon Ai Nikkor 50mm F1.4Sです
- シリアルナンバー・・・それぞれの商品に必ずついています
- カニ爪・・・一部のカメラに絞り値を連動させるためのパーツです
後ろ側(カメラに接している方)から見たレンズです。前玉同様、一番後ろは「後玉」と言います。
- マウント・・・レンズの周りにあるシルバーの部分です
- 絞りリング・・・レンズの中にある絞り羽根を動かします
- ピントリング・・・フォーカスリングとも言います
こちらの記事も一緒に読んで、カメラの基礎を学びましょう!
Ai-SとAiの違いは絞りとマウントに注目!
⑴ 絞りリングの数字を見ます。最小絞りの値がオレンジになっていればAi-S、白ならAiです。
⑵ マウントの形を見ます。一部削られているような穴があるのがAi-Sです。
モデル名はレンズの表記と見分け方によって判明
このレンズはNikon Ai-S Nikkor 50mm F1.4というものです。
記載されている文字はNikon・NIKKOR・50mm・1:1.4です。1:1.4というのは、1:の部分を絞り値の「F」と変換します。
最初の画像(後ろからの写真)から、マウントが削られている部分が見えますので「Ai-S」レンズになります。
正しいモデル名をNikonのHPで確認すると「 Nikon AI NIKKOR 50mm f/1.4S 」と書かれていますが同じのものを指しています。
※大文字小文字は関係ありません。私はAi-Sと書く方がわかりやすくて好きなのです。
Nikonマニュアルフォーカスレンズ仕入れ時の注意点
Ai-SとAiを間違えないように特徴を覚えておくことは必須です。
ヤフオク!などではタイトルや商品名にも惑わされないようにしましょう。
どちらもAi Nikkorであることは間違いないので、Ai-SであってもAi Nikkorと出品されていることもあります。
この違いがわからないためか、Ai-SがAiで出品されていることもあります。もちろん逆パターンもあります。
自分でしっかり特徴を覚えておくことが大事!
【注意】Ai-SとAiを間違えると損します(笑)
Ai-SとAiでは相場が違います。Ai-Sの方が高いです。
Ai-Sだと思ってAiを仕入れてしまうと、損してしまいますので注意してくださいね!
Nikonのマニュアルフォーカスレンズを仕入れてみよう
今回はNikonのマニュアルフォーカスレンズAiとAi-Sの違いについて学びました。
レンズは見た目がとってもよく似ているので特徴を覚えておくことが大切です。
Ai-Sレンズ | Aiレンズ | |
---|---|---|
最小絞り値の色 | オレンジ | 白 |
マウントの特徴 | 削られたような部分がある | 削られてたような部分はない |
仕入れる時にも、特徴である最小絞り値とマウントの部分がよく見えないような写真が使われている場合には、必ず確認をしましょう。
自分で販売する時にも、しっかりと写真に写そう!
こちらの記事では検品についても書いています。一緒に読んでみてくださいね♪
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